1日3分。ゆるエモな日記を毎日投稿中

お父さんとドーナツ

私は自分でドーナツを買った記憶が無い。

そういえば子供の頃、お父さんが飲み会の帰りにいつもたくさんのドーナツを買ってきてくれた。

閉店間際で種類が無かったのか、選ぶのが面倒だったのか、10個買ってきたら10個全部同じ種類のやつだった。

本当な毎回同じドーナツじゃなくて、私の好きな小さいドーナツが何個か箱に入ったやつを買ってきて欲しかった。

けれど、もしそんな事を言ったらお父さんは機嫌を損ねて一生お土産を買ってきてくれないと思い、結局私は自分の好きなドーナツを言えないまま大人になった。


子供の頃から常にお父さんの顔色を伺って過ごしてきた。なので反抗期というものも無かった。

大人になった今でもお父さんと私には微妙な距離がある。

仲が悪い訳でも無いし、特別良い訳でも無い。

実家を出た今でもたまに野菜を届けてくれるし、話そうと思えばいつでも話せるのだけど…いまいち何を話していいのか分からないのだ。

でもその位の距離が丁度いいんだと思う。
そういう事にしている。

ほたる

今でも小さいドーナツが箱に入ったやつあるのかな?